オカ越え行こうよ!

オカルトを中心に日常の雑学などを綴る雑記ブログです。学校で、職場で、何気なく話題にできるテーマを扱っています。

【雑学】人体のバグ!? 鼻の下の溝について

どうも、ニシカラです。

 

「この世に無駄なことなど無い」

というフレーズが僕は大好きです。

 

失敗や挫折はもちろんのこと、一見無意味でも

実は重要だったり、後々つながってくるものって

世の中にたくさんありますよね。

 

でも「鼻の下の溝」、お前はダメだ。

今までの人生の中で、使われていない体の部位

圧倒的一位。他の追随を許しません。

 

というわけで今回はこの

「鼻の下の溝」をご紹介させていただきます。

 

目次

1、名称

2、役割

3、豆知識

4『鼻の下の溝』のトリセツ

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1、名称

さっきから『鼻の下の溝』と表現してきた部位ですが

これは正式には人中(じんちゅう、にんちゅう)と言います。

 

なんとなく聞いたことはある人もいるのではないでしょうか。

 

また、なぜ溝ができるかというと

胎児の顔は両サイドから形成され、

中央に向かって作られ、ゴール地点が人中なのです。

最後にピタっとくっつくから、鼻の下に溝ができるんですね。

 

 

2、役割

肝心の役割ですが、特にありません。

悲しいけどこれ、人中なのよね。

 

でも、諦めないでください。

あくまでも、「今は」役割はありません。

 

かつて使われていたけれども、進化の過程で消失した器官の名残

つまり「痕跡器官」だと言われています。

そして、多くの哺乳類は、いまだに人中が機能しています。

 

どういうことかというと、

人中は、毛細管現象という不思議な力を使い

口の水分を鼻に持っていきます

 

鼻を湿らせておくことで、分子が付きやすくなり

においをキャッチしやすくするのです。

 

実際、嗅覚のすごい犬とかは

鼻がなんか湿ってますよね。

 

あれを維持するための器官です。

 

哺乳類の中でも、人間や猿だけが

その機能を失い、その痕跡だけ残っているのです。

 

そのほかにも、尾てい骨や犬歯なんかが

痕跡器官としては有名ですね。

 

やっぱり無意味じゃなかった。

しっかり名前と役割があったんですね。

 

 

3、豆知識

人中に関する豆知識をご紹介します

 

人中は人体の弱点でもあります。

 

それはもう、みぞおちとか、睾丸に並ぶレベルの

人気漫画『グラップラー刃牙』シリーズでも

ちょくちょく攻撃の的になっていました。

 

人中には、神経が集中する経穴があり

攻撃されると延髄にダメージが入り、呼吸困難になるのに加えて

非常に硬い歯と、サンドイッチされることで

とんでもない痛みが走るそうです。

 

4、『鼻の下の溝』のトリセツ

基本的にはどうでもいい内容なので、タイミングを誤ると

「この話題、準備してきたな」感が出ます。注意しましょう。

 

ひげの話題から入るとすんなりとつながるでしょう。

おしゃれ→ひげ→人中の黄金コンボです。

 

慣れてきた人は、

なんとなーく鼻の下を触った人がいるときに使用すると

医学の知識がある人の雰囲気が出て、かっこいいです。

 

さらに、『グラップラー刃牙』の話題に滑り込ませることができれば、

あなたの人気者への階段は約束されたものになるでしょう。

 

 

 

今夜は鼻の下をよく褒めてやってください。それでは。