【決着つけよう】「ず」と「づ」、そろそろいい加減にせいよ!
どうも、ニシカラです。
今回は日本語についてのお話です。
僕自身、「ず」と「づ」の使い分けに長い間悩まされてきました。
ここで、まとめて19年の戦いに終止符を打ちたいと思います。
目次
1、そもそもなんで難しいの?
2、大体「ず」
3、ちょっと特殊なやつら
4、まとめ
1、そもそもなんで難しいの?
例えば
三日月(みかづき)→月(つき)だから「づき」
みたいな感じで、漢字を見れば事足りるパターンのやつはいいです。
簡単です。
でも、「少しずつ」「続き」「力尽く」 なんかは、
これじゃどうすることもできません。
感じで分けることもできないし、
そもそもそれ以上の分解ができません。
というわけで、使い分けを見ていきましょう。
2、大体「ず」
まずは、「ず」と「づ」を使い分けるうえで、大事な法則があります。
それは、『大体「ず」』という法則です。
これを知ってるだけで、本当に楽になります。
身の周りにあるもので調べてみてください。
大体「ず」です。
ずかん ズッキーニ ずつき ズボン ズル 等々
つまり、迷ったときには「ず」にしとけば、間違いないということです。
これを知ったうえで、例外を覚えれば完璧です。
3、ちょっと特殊なやつら
上の章で、大体「ず」と紹介しました。
加えて、一番最初の漢字を見て判断するという方法で、
ほとんど判別することができます。
しかし、どんなものにも例外があります。
この例外を抑えることで、あなたもマスターです。
-1「稲妻」
これは、漢字を見ると「つま」なので、「づま」と判断しがちですが
実は、「いなずま」と書きます。
これは、一つの単語の場合は、全部「ず」になるからです。
反対に、「鷲掴み」なんかは、「わし」と「つかみ」に分解できます。
こういった場合は、そのまま「づかみ」と書けるのです。
-2「少しずつ」
「ず」と「づ」問題で取り上げられがちなこの単語
正解は「ずつ」です。
惑わされずに、大原則の『大体「ず」』です。
実は、戦前までは「少しづつ」と表記していました。
なので、年齢によっては「づつ」と書いても間違いとは言えません。
ですが、現在の基準に合わせると「ずつ」が正しいと言えます。
ー3「〇〇づらい」
「やりづらい」「居づらい」などのような言葉は「づ」です。
「やる」のが「つらい」、「居る」のが「つらい」のように分解できるので
「つらい」という言葉を用いて、「づらい」と書きます。
このように、思いのほか例外は少ないです。
整理してみると、簡単ですね。
4、まとめ
今回は、日本語の謎の一つに迫っていきました。
言葉は、正しく使いこなしたいですね。
それでは、また次回、と言いたいところですが、
皆さんお忘れではないですか「じ」と「ぢ」の兄弟の存在を。
ここをクリアすれば、日本人として新たなステージに立てる気がします。
でも、次回はやりません。またいつかやります。
それでは。