【怖い話】現代最恐の怪談 『八尺様』はなぜ怖いのか
どうも、ニシカラです。
運転してるときに、後ろについたパトカーは
死ぬほど怖いですよね。
「なんかしたかな」って気が気じゃないです。
やっぱり、何者かに追跡される恐怖というのは
いくつになっても拭えるものではありません。
今日は、そんな恐怖を具現化した怖い話
『八尺様』についてお話していきたいと思います。
目次
1、概要
2、怖い要素
-1、だれでも出会う可能性がある
-2、圧倒的ストーカー気質
-3、人間のようで人間でない
3、まとめ
4、『八尺様』のトリセツ
1、概要
概要といっても、かなり有名なお話なので
今更、僕が紹介するほどでもないかなと思います。
自分なりに、「『八尺様』のここが怖い!」という視点でお話しするので、
気になった方は、ぜひ原文を読んでみてください。
一応、あっさりとした説明だけすると、
「高校生の主人公が、父方の実家に帰省した時の話
2m以上でワンピースを身にまとい、
麦綿帽子を被った女の妖怪、『八尺様』に命を狙われる」
というお話です。
僕は、この話と小学生の時分に対面したのですが、
半泣きになるくらいビビらされました。
当時は、本当に2mを越える女が見えやしないかと
びくびくしながら歩いていた記憶があります。
2、怖い要素
-1、だれでも出会う可能性がある
怖い話でよくあるパターンとして、
「ふざけて心霊スポットに行ったときに…」とか、
「そこにあったお札をはがしたら…」みたいなのがよくあります。
これらは話の展開として、非常に合理的なのですが、
逆に言えば、”特定の行為”(心霊スポットに行ったり、札はがしたり)
をしなければ、怪異を経験することがありません。
しかし、『八尺様』はそのようなことはありません。
あちら側の気まぐれです。
まさに理不尽。交通事故のようなものです。
自分の生活圏と怖い話がリンクすることほど、不安になることはないですよね。
この、対策仕様のない恐怖が『八尺様』の恐怖の一因です。
-2、人間のようで、人間ではない
八尺様の見た目は、一見人間のようです。
しかし、身長が2m以上あったり、
車についてきたり、
他人の声色を使ってしゃべったりと、
人ならざる特徴も持ちます。
異形な見た目をした、いかにもな妖怪が出てきても
興ざめしてしまうことがありますが、
(特に文字だけの場合)
八尺様は、ビジュアルをイメージしやすいです。
その結果、自分の最も怖い見た目に想像してしまうのです。
これは、文字だけの怖い話の強みですね。
-3、圧倒的ストーカー気質
『八尺様』は、対象を執拗に追跡し、
その生気を吸い取ります。
何者かに付きまとわれるというのは、
人間が本能的に持つ恐怖感を引き出します。
理由が見当たらないとなればなおさらです。
このストーカ気質が八尺様の怖さの根源と言えるでしょう。
さらに、付きまとわれる系の怖い話は、
いつ恐怖が終わるかわからないという怖さがあります。
漫画『範馬刃牙』のガイアも(知らない人はぜひ読み飛ばしてください)
「恐怖を待つ時間に、本当の恐怖はある」と言っています。
3、『八尺様』のトリセツ
『八尺様』を会話に自然に滑り込ませる術をご紹介します。
怖い話界隈にいない方々にとっては、
少々マニアックな話題になりますので、
使用の際には注意してください。
もう、ぶっちゃけ
「怖い話しまーす」って入るのが一番楽です。
怖い話なので、仕方がないです。
上級者向けにはなりますが、
2m30cmという数字に狙いを定めましょう。
この数字は、八尺様の名前の8尺をcmに変えたものです。
稀ではありますが、根気強く狙いを定めましょう。
現在でこそ、萌えキャラになったりしてる八尺様ですが、
初めて読んだ衝撃は忘れられません。
未読の方はぜひ、検索してみてください。
それでは、ぽ ぽぽ ぽ(さようなら)